
蔚山創造経済革新センター(以下、蔚山センター、代表キム・ホンソン)が初期投資した生成型AI技術スタートアップ(株)ホミエイアイ(HOMI AI. Inc.、共同代表キム・ギョンテ、キム・テユン)が「グローバルティップス(Global TIPS)」プログラムに選ばれた。
グローバルティップスは中小ベンチャー企業部と民間運営会社が共に有望スタートアップを発掘・支援する既存TIPSのグローバル特化トラックで、今回の選定を通じてホミエーアイは約12億ウォン規模の研究開発(R&D)資金を支援されることになる。
ホミエーアイは、商用画像生成市場の限界を克服するために、入力画像ベースのAI画像生成ソリューション「Refy(仮称)」を開発中だ。既存生成型AIは人物・物事を一貫して再現したり、細部要素を制御することが難しいという限界で商業活用度が低かった。ホミエーアイは、このような問題を解決するためにテキストプロンプトなしで人物や物事の一貫性を維持し、イメージを生成できるフレームワークソリューションの高度化に集中している。
特にホミエーアイは米国シリコンバレーのVCである「ハッスルファンド(Hustle Fund)」からシード(Seed)投資を誘致し、米国法人を通じて現地企業とPoCを進行中だ。またファッションマガジン「Orange Boy」とのイメージ広告制作協力を通じて実質的な売上につながるパートナーシップを確保し、グローバル市場進出にスピードを出している。
蔚山センターはホミエーアイの優れたAI技術力とグローバル市場成長の可能性を高く評価して投資を決定した。アサンユースタ個人投資組合イ・ジェイク代表ファンドマネージャーは「単純なイメージ生成AIを超え、コンテンツ産業全般の制作パラダイムを転換させる技術」とし、「蔚山センターは技術高度化とグローバル拡張を共に牽引する成長パートナーとして役割を果たす」と話した。
ホミエーアイのキム・ギョンテ、キム・テユン共同代表は「グローバルティップス選定をきっかけに北米・欧州市場を本格的に攻略していく計画」とし、「商業用イメージ生成という空白市場でグローバル1位企業に跳躍する」という抱負を明らかにした。
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