
ソウル経済振興院(SBA、代表取締役キム・ヒョヌ)はソウルを基盤に活動するファッションブランド及びファッション融合・複合中小企業を対象に「投資連携型ファッション企業育成プログラム」参加企業を募集すると明らかにした。
今回のプログラムは、ファッション産業内の有望企業を発掘し、投資連携、ネットワーキング、ショーケースを組み合わせた実質的な支援を提供することで、企業成長を促進し、産業競争力を強化することを目指している。
投資連携育成プログラムは、単なる支援を超えて「企業診断-能力強化-投資ミットアップ-ショーケース及びデモデー」につながる全過程を包括する。
まず専門家コンサルティングを通じてブランド力量、市場性、組織運営など企業診断を進行した後、ブランディング・運営・マーケティング・投資戦略など実質的な企業力量強化のための教育とワークショップが進行される。その後、業界専門家とのオーダーメード型メンタリングを通じて企業別の成長課題を集中的に解決し、投資家を対象としたIR文書制作およびピッチングコンサルティングを通じて実戦投資誘致能力を育成することができる。
また、投資会社、大・中堅企業・流通会社など業界関係者のネットワーキング機会を設け、実質的なコラボレーションと投資誘致の可能性を高め、企業が産業エコシステムと直接つながり、新たなビジネス機会を創出できるよう支援する。
特に、本プログラムは他の育成支援事業とは異なり、展示・ショーケース・ランウェイが含まれているという点で差別性がある。参加企業は年末のDDPショールームで行われる「ランウェイツソウル(RTS)」展示やファッションショーの舞台に上がり、投資家、流通会社、バイヤーの前でブランドと製品を直接披露することができ、オープンピッチングデーを通じて企業のビジョンと成果を効果的に知らせる機会を得ることになる。
また、DDPショールーム空間を活用したポップアップやブランドの広報、マスコミとSNS、インフルエンサー連携による対外広報など多様なマーケティング支援が並行して、企業の認知度と市場へのアクセスを同時に高めることができる。
募集はファッション製造・流通中小企業トラックとファッション産業融融・複合中小企業トラックに分けて進められる。
ファッション製造・流通中小企業トラックには、衣類、靴、バッグ、ジュエリーなどファッション商品を直接デザイン・制作・流通する企業が該当し、デザイナーブランドと持続可能・倫理的ファッション企業、そして東大門卸売企業も含まれる。
ファッション産業融融・複合中小企業トラックには、ファッション流通プラットフォーム、ファッションコンテンツ及びメディア企業、AI・ビッグデータベースのファッションテック企業、マーケティング・ブランディング専門エージェンシー、そしてファッションと連携可能なビューティー・ウェルネス企業などが参加できる。
参加申請は2025年8月25日(月)から9月15日(月)午後5時までオンライン受付システムを通じて可能である。受理された企業は書面及び発表評価を経て最終10社内外が選定され、プログラムは9月から12月まで約4ヶ月間運営される。
アン・ジホンSBAファッション企業育成チーム責任は「今回のプログラムは投資誘致とネットワーキング、展示とショーケースを合わせる実務中心支援体系で、ファッション企業が実質的な成果を創出する機会を提供する」とし「ソウルファッション産業を先導する有望企業の積極的な参加を期待する」と話した。
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