
忠南コンテンツ振興院(院長キム・ゴクミ、以下振興院)とブラックドラゴンエンタープライズ(代表イ・ギソク)が9月17日、「忠南地域映像産業の発展のための業務協約」を締結したと明らかにした。今回の協約式は忠南地域の映像制作支援と撮影地発掘、ロケーションスカウティングなどを通じて忠南映像産業の競争力を強化するために設けられた。
今回の協力を通じて▲忠南地域撮影地の発掘及びロケーションスカウティング協力、▲映画・ドラマなど映像制作会社の撮影誘致及び支援、▲コンテンツ制作及び広報協力など両機関の発展のための多様な協力案を推進していく計画だ。
ブラックドラゴンエンタープライズは映画・ドラマ制作のための専門ロケーションスカウティング企業で、撮影場所発掘と契約、撮影装備及び人材支援などのサービスを提供する企業だ。全国主要地域で撮影ネットワークを運営してきた経験をもとに、忠南の多様な撮影資源を国内外の製作会社に積極的に連結できるものと見られる。
両機関は協力を通じてハリウッドおよびグローバル市場を目指し、100%英語大使映画であるマ・ドンソク主演の「ピグビレッジ(豚骨)」をはじめ、千万観客監督のキム・ハンミンの次期作「剣、頭蓋骨の剣」、ソン・ヘギョ主演のネットフリックスシリーズ「ゆっくり」、実現した。
振興院は今回の条約をきっかけに忠南が持つ豊富な撮影資源をコンテンツ産業と有機的に連結して地域アイデンティティを強化し、さらにグローバル市場でも競争できる映像産業基盤を固める計画だ。忠南での映像制作誘致を通じて地域の観光・宿泊・交通など地域経済活性化にも活気を吹き込むと期待される。
イ・ギソク代表は「今回の条約が忠南が持つ資源を効果的に活用して映像産業の潜在力を引き上げることができる重要なきっかけ」とし、「撮影現場で要求される実質的な資源を惜しまないで、忠南が国内外の製作会社が訪れる最適な撮影地として位置づけることができるように努力する」と話した。
キム・ゴクミ院長は「忠南が自然環境と歴史文化資源が豊富で映像制作の最適地として注目されている」とし「振興院が持つコンテンツ支援力量とブラックドラゴンエンタープライズのロケーション専門性を結合して忠南が韓国を代表する映像産業拠点になるように発展させる」と明らかにした。
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