
人工知能(AI)ベースのデータおよび言語ソリューション専門企業プリト(代表イ・ジョンス)は去る9月18日から21日まで釜山映像産業センター一帯で開かれた第30回釜山国際映画祭「フォーラムビーフ(Forum BIFF)」全日程にAI同時通訳ソリューションを提供したと29日明らかにした。
「フォーラムビーフ」は釜山国際映画祭知識映画研究所が主催する行事で、映画産業の懸案と未来をテーマに国内外映画界専門家らが参加して討論を進める知識交流の場だ。今年は「再び、アジア映画の道を尋ねる」をテーマに合計4つのセクション、9つのセッションが運営され、中国のジアジャンカー監督と韓国のミンギュドン監督が基調発言者として参加した。
プリトは今回のイベントで、自社のAIベースの同時通訳ソリューション「ライブトランスレーション(Live Translation)」を通じて韓国語、英語、中国語、日本語など4つの言語で話者の発言や討論内容をリアルタイムに翻訳して提供した。翻訳された内容は舞台画面に送出され、パネルトークセッションでは各講師にタブレットを提供して言語バリアを最小化し、円滑な議論進行を支援した。聴衆たちもQRコードを通じて個人デバイスにリアルタイム翻訳内容を確認することができた。
今回の「フォーラムビーフ」は釜山国際映画祭開催30周年を迎え、AI同時通訳ソリューションが公式に導入された初の事例だ。既存の通訳人材中心の支援体系を補完しながら、映画祭学術イベントのグローバル拡張可能性を見せたという点で肯定的な評価を受けた。現場出席者と国内外の映画関係者の間では、今後類似イベントや産業全般での活用期待感も提起された。
プリト・イ・ジョンス代表は「国内代表国際映画祭の学術プログラムにAI同時通訳ソリューションを提供することになって意味を持って考える」とし、「今後もAIデータ技術を基盤に映画産業をはじめとする文化・芸術分野で多様な知識と価値が言語の制約なく円滑に共有できるように持続的に貢献する」と明らかにした。
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