
済州国際自由都市開発センター(理事長職務代行クァク・ジンギュ、以下JDC)は去る9月30日、済州革新成長センターRoute330入社会社株式会社エイツアース(代表イ・スンソプ)が中小ベンチャー企業部が運営する「ディープテクチップス(Deep Tech)」
2024年済州革新成長センターに入居した(株)エイツアースは、ヒドロキシルラジカルと電荷を利用した「MEW(Magic Electro Water)技術」を開発、これを中心に半導体洗浄および空気清浄機、スマートファームなど産業多方面の活用のための研究に注力している。ヒドロキシルラジカルとは、有機性汚染物質を酸化して、二酸化炭素や水とする浄化剤として用いられる生体内発生活性酸素をいう。
ディープテックチップス(Deep Tech TIPS)は、中小ベンチャー企業部が主管し、民間投資会社が投資及び推薦した10代超格差分野の創業企業に政府が研究開発(R&D)資金最大15億ウォンをマッチング支援するプログラムだ。
(株)エイツアースの技術力は国内を越えて海外でも注目され、2025年1月に米国ラスベガスで開かれた世界最大のIT・家電展示会CESで「革新賞」を受賞した。また、中小ベンチャー企業部の「中東進出支援事業」対象企業に選定され、ネットワークと販路開拓支援を受け、中東市場進入の可能性を高める見通しだ。なお、2025年4月の「超格差スタートアップ1000+(DIPS 1000)」企業にも選ばれており、今後世界市場進出のための研究開発と事業拡大がさらに加速するものと期待される。
イ・スンソプ(株)エイツアース代表は「済州革新成長センター入居以後、エコ・スマートモビリティ分野で着実な成果を築いてきた」とし、「今回の継続成果をもとに国際競争力をさらに強化していく計画」と明らかにした。
JDCは(株)エイツアースを含む済州革新成長センターRoute330入社企業のためにインフラ提供(事務室提供)、投資家誘致(IR支援、アクセラレータ(AC)およびベンチャーキャピタル(VC)連携)など企業ニーズに基づく支援事業を続けている。
JDC関係者は「入居企業の成長動力確保のため来月から労務・法律・関税・会計・マーケティング及び広報など8分野に細分化した経営支援事業を推進する計画」と明らかにした。
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