
インフルエンサーベースの総合コンテンツマーケティングプラットフォームスタートアップタグバイ(TAGby)は、中小ベンチャー企業部が主管する「2025年赤ちゃんユニコーン育成事業収益成長型トラック」に最終選定されたと15日明らかにした。
今回の選定でタグバイは最大3億ウォンの事業化資金と最大50億ウォン規模の技術保証基金特別保証を支援されることになる。本事業は成長可能性の高い有望スタートアップを発掘し、スケールアップを支援する政府支援プログラムで、技術力と事業性、成長指標などを総合評価して支援対象を選定する。
タグバイは今年上半期基準で前年同期比で売上30%増加、コマース取引額の2倍の成長など主要指標で高い成長傾向を記録した。今年初めにはDB金融とKCベンチャーズから新規投資を誘致したことがある。
2016年に設立されたタグバイは、インフルエンサーベースのコンテンツマーケティングプラットフォームを運営し、マーケティングキャンペーンの運営だけでなく、コマース連携、SaaSソリューション販売など多様な収益モデルを展開している。この中でもインフルエンサーコマース分野の成長が特に目立っている。
同社側はAIベースのインフルエンサーマッチングとキャンペーン自動化技術を主要競争力に挙げている。この技術は、ブランドとインフルエンサー間の最適マッチングを通じてマーケティング効率を高め、キャンペーン執行の精度とスピードの改善に貢献しているという説明だ。
今回の赤ちゃんユニコーン事業の選定に伴い、タグバイは製品ソーシングとサプライチェーンの能力を強化し、マーケティング自動化ソリューションの高度化に投資を拡大する計画だ。
海外市場進出も本格化している。タグバイはメタ(旧Facebook)の公式インフルエンサーパートナーであり、そのパートナーシッププログラムを基に日本市場に進出し、進出直後に売上成果を記録し、グローバル拡張可能性を立証した。
タグバイノジュン代表は「日本市場での実質的な成果はグローバル市場進出の重要なマイルストーン」とし「今後はソリューション中心のグローバル拡張戦略を強化し、国内外のマーケティング生態系で競争力を高める」と述べた。
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