
AIベースの希少疾患診断企業スリビリアン(代表金昌原)は12日から14日までメキシコ・プエルト・バジャルタで開かれる「メキシコ遺伝学会(Asociación Mexicana de Genética Humana, AMGH)」に参加すると11日明らかにした。
今年で創立50周年を迎えたAMGHは、メキシコを代表する人体遺伝学学会で、「第50回メキシコ遺伝学会」と「第9回ラテンアメリカ遺伝学会」を共同開催する。今回のイベントには、ラテンアメリカ18カ国、22カ国の遺伝学関連団体が参加し、地域内の研究及び産業協力案を議論する。
スリービリオンは今回の学会で単独ブースを運営し、全長エクソーム(Whole Exome Sequencing, WES)と全長誘電体(Whole Genome Sequencing, WGS)ベースの希少疾患遺伝子診断サービス、そして自ら開発したAI遺伝変異解析技術を紹介する。特にAI技術による診断効率の向上、医療アクセシビリティの改善、そしてラテンアメリカ内の協力ネットワークの構築に重点を置く計画だ。
メキシコをはじめとするラテンアメリカ地域は診断インフラが首都圏に集中しており、非水道圏患者の診断アクセシビリティが低い状況だ。これにより、次世代塩基配列分析(NGS)およびAIベースの診断需要が急速に増加している。スリービリオンはAI技術の拡張性と効率性をもとに、地域内の精密医療インフラの拡大と医療格差の解消に寄与する方針だ。
キム・チャンウォンのスリビリアン代表は「メキシコは急速に成長する市場だが、地域別の診断アクセシビリティの格差が依然として大きい」とし「AMGH 50周年学会を通じてスリビリアンのAIベースの希少疾患診断技術力を共有し、医療死角地帯に置かれた患者たちに新しい診断解決法を提示する」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.