
イナシアの環境にやさしい高吸収性素材技術「ラボセル(LABOCELL®)」が、2025大韓民国発明特許大戦で韓国女性発明協会長賞を受賞したと明らかにした。大韓民国発明特許大戦は特許庁と韓国発明振興会が主催する国内最大の発明・特許軽進大会で、技術性、事業性、市場性、産業貢献度を総合評価して受賞企業を選定する。
ラボセルは既存のSAP(高分子吸収体)を代替できる環境にやさしいバイオ吸収体で、インナーシアの代表製品である「ダプリズム有機農生理科」に商用化された。生理用ナプキンの他に、おむつ、医療用パッド、食品包装材など多様な分野で活用可能であり、高付加価値創出と事業多角化の側面で高い評価を受けた。
経済的効果の観点からもラボセルは注目される。生分解性生理用ナプキン市場は年平均成長率(CAGR)22.8%に急速に拡大しており、ラボセルはUSDA・TUVなど国際認証を獲得し、ヨーロッパ・北米中心の海外市場でも販売されている。国内外の特許登録及びPCT出願を通じてグローバル知識財産競争力も確保した。
国家産業発展寄与の面でラボセルは、KAIST出身の研究者が純粋な国内技術で開発した生分解性高吸収素材で、国内環境にやさしい素材産業技術自立も強化と高付加価値バイオ素材産業の育成に寄与した点が認められた。
会社関係者は「今後も科学技術基盤で女性の生活を改善するブランドに成長する」と明らかにした。
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