
産業用モバイルコンピュータ専門企業ポイントモバイルが来る10月17日から19日までアラブ首長国連邦ドバイで開催される「GITEX GLOBAL 2025」に参加し、次世代オールインワン産業用モバイルコンピュータ「MF52」を公開すると13日明らかにした。
「GITEX GLOBAL」は中東・アフリカ情報通信技術(ICT)博覧会で、毎年グローバルICT企業の新製品発表と技術交流がなされる主要展示会だ。ポイントモバイルは今回の展示を通じて▲5Gベースの災害安全網端末「PM95」▲高耐久性ハンドヘルド端末「PM452」▲バッテリー交換型産業用タブレット「TR54」▲AndroidベースのスマートPOS端末「PS32」など主要製品を共に披露する予定だ。
このうち「MF52」は、バーコードスキャン、RFID、NFC決済、指紋認識、高画質カメラなど複数の機能を1つの端末に統合した新製品で、産業現場で使用される複合機器を単一の装置に置き換えることができるように設計された。最新のWi-Fi 7および5G通信技術を適用し、クアルコムQCM6690オクタコアプロセッサを搭載し、高い性能と速度を実現した。また、交換型大容量バッテリー、米国国防省耐久性テスト(MIL-STD-810H)を通過した堅牢な構造、スリムなデザインなどを備え、様々な産業環境で活用可能性が高いという評価だ。
一方、主力モデルのひとつであるPM95は、5GベースのMCPTT(Mission Critical Push-To-Talk)機能をサポートし、リアルタイム音声通信、緊急通話、位置追跡、ライブストリーミングなど災害安全ネットワーク環境に特化した機能を備えている。該当製品は国内警察、消防、軍など主要安全インフラ機関に導入され運用中であり、ポイントモバイルはこの製品をもとにメキシコを含む多数国家の防散・災害安全プロジェクトを受注するなどグローバル市場で事業を拡大している。
ポイントモバイルは今回の展示をきっかけに中東・アフリカ地域を含むeコマース物流、リテール現代化、公共安全など核心産業群中心のグローバル市場拡大戦略を本格化する計画だ。現在、全世界77カ国にサービスセンターと196の代理店ネットワークを運営しており、これを基にリアルタイム技術支援と顧客対応体系を強化している。
会社関係者は「ポイントモバイルはハードウェア製造を超え、グローバル産業用端末市場で技術力と信頼性をもとに立地を広げている」とし「今回のGITEX参加を通じて次世代製品競争力をグローバル市場に披露し、多様な産業群との協力機会を拡大する予定」と明らかにした。
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