
グローバルコマースメディア企業クリテオ(Criteo、Nasdaq:CRTO)は、グローバルマーケティングと広告代理店ネットワークデンツと、世界中の顧客のターゲットコマースとパフォーマンス中心のメディアキャンペーンを強化するための戦略的パートナーシップを発表しました。
両社は消費者の購買旅程を全方位的に合わせるターゲットオーディエンス戦略を一緒に駆使する。デンツのグローバルデータとアイデンティティソリューション「デンツ・オーディエンス」と、クリテオの膨大なオープンコマースデータ基盤「コマース・オーディエンス」を組み合わせて、クリテオの需要側プラットフォーム(DSP)で実行可能な高度化されたオーディエンス戦略を実装する予定だ。
特にクリテオの「コマースマックス(Commerce Max)」は、小売メディア需要側プラットフォームで、断片化された広告インベントリを一つのプラットフォームで管理・最適化でき、製品単位の成果を最大化することができる。デンツはこれを活用して200以上のグローバルリテールパートナーが提供するプレミアムインベントリを統合管理し、マーケティングキャンペーンの運営と成果測定を支援する。
また、「Commerce Growth」と呼ばれるパフォーマンス購入側プラットフォームは、消費者旅程全体にわたって映像およびディスプレイ広告を活用したパフォーマンスキャンペーンの運営を支援する。
最後に、リテイラーのための収益化プラットフォームである「コマース・イールド(Commerce Yield)」は、デンツのリテールメディア専用サービス「ニューストリームメディア(New Stream Media)」と協力して、クリテオのリテールメディアコンサルティングとメディアネットワーク構築ノウハウを提供する。これにより、リテイラーが自社メディアネットワークを効果的に構築・運営できるように支援する計画だ。
デンツパートナーシップとソリューション総括クライブレコードは、「急変するメディア環境の中で、クリテオの洗練されたコマースデータとAI技術を組み合わせて、顧客により進化したメディアソリューションを提供できる」と明らかにした。
クリテオ最高収益責任者兼リテールメディア部門総括ブライアン・グリソンは「デンツとの協力を通じてコマースメディア分野で統合ソリューションを提供することを嬉しく思う」とし、「今回のコラボレーションはコマース中心の統合技術プラットフォームが提供する価値を示す重要な事例になるだろう」と伝えた。
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