
ワールドクラス企業協会(以下ウォルクル協会)が2025上半期企業交流会を進行した。
27日、ソウル瑞草エルタワーで行われた今回のイベントは、急変するグローバル経済環境の中で中小・中堅企業の持続可能な成長を図り、将来の有望技術を共有するために設けられた。
今回の交流会には多様な分野の技術革新スタートアップ7社が参加し、自社の核心技術とビジネスモデルを紹介し、ウォルクル協会会員社のCEOおよび役員40人余りが参加し、未来の有望技術に対するインサイトを得た。
防音素材専門企業JJNSは電気自動車用軽量防音材を紹介し、層間騒音、電磁波遮蔽など様々な産業領域での活用可能性を強調した。
高機能性テープ製造企業エフエム(EFM)は、独自設計したウレタン系粘着樹脂を基盤に半導体、二次電池など高精度産業用テープ市場での拡張戦略を発表した。
AI行動分析プラットフォーム企業Daton(DATON)は、自社開発したボルツマンマシン(RBM)ベースのAIエンジンを基に、データセンターの電力監視および異常検出を行うAIソリューションを紹介した。
そのほかにも、▲機能性乳酸菌を活用した肥満治療ソリューション企業国民バイオ▲脳波ベースの集中力改善ソリューションを提供するブレイン油▲代謝性疾患治療新薬を開発中のクジェネティクス▲PETプラスチックを環境にやさしい原料として再生するテラクルなどが発表者として出席者の大きな関心を集めた。
続くプログラムでは、駐韓ベルギー大使館のアドリアン・ラクルーとワロニア貿易投資振興庁参事官が欧州連合(EU)の世界最大の研究革新プログラム「ホライゾンヨーロッパ(Horizon Europe)」の参加方法と、ベルギーの企業支援政策を説明するなど、グローバル協力の可能性を打診した。
ワールドクラス企業協会の関係者は「今回の交流会は技術力とグローバル拡張性を備えたスタートアップと会員社間の共生協力の場を開くために設けた」とし「今後も会員社に実質的な事業機会を提供できる多様なプログラムを用意していく」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.