
衛星ソリューション企業ナラススペースが中小ベンチャー企業部が主管する「2025超格差スタートアップ1000+」に選定されたと22日明らかにした。
「超格差スタートアップ1000+」は、システム半導体、バイオ・ヘルス、未来モビリティ、環境にやさしい・エネルギー、ロボット、AI・ビッグデータ、サイバーセキュリティ・ネットワーク、宇宙航空・海洋、次世代原子力発電、量子技術など10大未来戦略分野でグローバル技術競争事業だ。今年は計182社が選定され、宇宙航空分野ではたった5社だけが含まれた。
ナラスフェイスは、超小型衛星の設計から製作、試験、発射、運用、データ分析まで全周期自体を遂行する国内民間衛星専門企業だ。今回の選定では、自社保有した超小型衛星システムの高度化能力とスタートラッカーデータを活用したAIベースの映像分析技術が主要競争力として注目された。
当該技術は衛星にAIモジュールを搭載し、姿勢制御が作動しない時間帯にもスタートラッカー映像を分析することで宇宙物体をリアルタイム監視できるようにする。これにより衛星運用効率を高め、宇宙監視及び宇宙交通管理、防衛、災害対応など多様な分野への技術応用が可能だという評価を受けた。
今回の選定により、ナラスフェイスは3年間最大6億ウォンの事業化資金と別途評価を行い、最大5億ウォンの研究開発(R&D)資金を含めて合計11億ウォンの支援を受けることになる。同社はこれを活用して衛星プラットフォーム技術の高度化、AI映像処理モデルの性能向上、海外パートナーシップ拡大などに本格的に乗り出す計画だ。
パク・ジェピル・ナラスフェス代表は「今回の選定は宇宙安全保障と戦略技術としての当社の力量が公式に認められた結果」とし「超小型群集衛星技術を基盤に未来戦略分野に特化したソリューションを提供し、グローバル宇宙産業でも競争力を備えた企業に成長していく」と明らかにした。
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