
AI専門スタートアップルモンは、情報通信産業振興院(NIPA)が主管する「AIバウチャー小商工人分科」事業に2年連続選ばれたと13日明らかにした。本事業は科学技術情報通信部が主管し、小商工人のデジタル転換を支援するために人工知能技術を導入できるようにバウチャーの形で補助金を支給する政府支援プログラムである。
ルモンは昨年、同事業を通じて95の小商工である需要企業にAIベースの顧客管理ソリューション「コメントモン」と「フーディモン」を提供し、事業成果に対する優秀判定を受けた。特にAI技術による顧客分析とカスタマイズされたマーケティング自動化機能が、小商工人の実質的な売上増大と運用効率の向上に寄与したと評価された。
2024年には予算縮小及び支援規模の減少にもかかわらず、ルモンは全国50カ所以上の小商工人を対象にサービスを提供する計画だ。特に今年は▲釜山区浦市場▲全州南部市場など地方伝統市場商人も需要企業に含まれ、地域バランスの発展にも寄与すると期待される。
今回の事業を通じて、ルモンは▲配信及び来店顧客向けオンラインプラットフォーム登録を通じたデジタルショップ構築▲シニア商人対象マーケティング自動化支援▲リアルタイムレビュー分析ベースの顧客データ管理及びカスタマイズコンサルティングなどを提供する。これによりデジタル化に慣れていない小商工人も手軽にAI技術を活用できる環境を造成している。
ルモンは創業初期から人工知能技術をもとに小商工人のデジタル転換(DX)に集中してきた企業だ。前年度の需要企業は平均16.5%の売上増加率を記録し、AIベースのソリューションの実効性を立証した。
イ・ヒヨン・キム・ボヒョンルモン共同代表は「伝統市場商人らも接近可能なAIソリューションを通じてデジタル死角地帯を解消し、顧客のカスタマイズ型マーケティングを容易に具現できるように助ける」とし「今回の事業をきっかけに地域小商人の競争力向上及び地域経済活性化に実質的な貢献を続ける」と話した。
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