
(財)釜山創造経済革新センター(代表取締役キム・ヨンウ、以下釜山昌慶)は、釜山広域市とともに地域有望スタートアップを発掘し、市場検証及び事業提携機会を提供する「スタートアップオープンイノベーションチャレンジin釜山2025」を開催すると明らかにした。今回の支援事業は、サムジン食品株式会社、ウィロポンプ株式会社、調光ペイント株式会社など釜山を代表する企業がパートナー社として参加した。
今回の協業のために釜山昌慶とパートナー社は優秀スタートアップの発掘及び事業化連携を目指す業務協約を締結した。特にサムジン食品とウィロポンプが地域オープンイノベーション活性化のために今年新規に釜山昌慶とのパートナーシップを結んだのが励みだ。
募集対象は釜山素材創業7年未満の技術及びサービス基盤のスタートアップであり、釜山に研究室及び事務所を運営する企業も申請できる。
釜山を代表する化学企業である▲調光ペイントは、ESG(環境・社会・ガバナンス)企業を募集し、持続可能性関連ソリューションを保有したスタートアップを対象とする。有害化学物質管理、安全衛生、廃棄物(廃ペイント、廃プラスチック、廃衣類)処理、温室効果ガス排出管理など、さまざまな分野でコラボレーションのための技術を募集する。
革新的なウォーターソリューションのグローバル大手企業である▲ウィロポンプは、スマートファームおよびポンプ付着用の小型フィルター技術を保有したスタートアップを対象に募集を実施する。水処理及び複合環境制御システム技術、農業環境管理アプリ及びセンサ類開発などのスマート農業関連技術を中心に検討し、ポンプに付着可能な衛生安全フィルタなど関連技術も募集分野に含まれる。
釜山代表のオムクブランドであるサムジンオムクを運営する▲サムジン食品は、持続可能な食品およびスマート製造・流通分野で革新技術を保有したスタートアップを募集する。特に、Blue Foodを活用した代替原料魚墨開発、副産物活用技術、環境にやさしい包装ソリューションなどの持続可能性に関する技術を積極的に検討する予定だ。また、AIベースのカスタム推薦、オンラインプラットフォームの高度化など、データベースのマーケティング分野でもスタートアップとコラボレーションを進める計画だ。
今回の支援事業で選ばれたスタートアップには、自社技術のテストベッド機会とともに、PoC(事業検証)支援金(企業当たり約1,000万ウォン内外)、オープンイノベーションイベント参加、ネットワーキング支援連携などの恩恵が提供される。
募集期間は29日から来る5月15日までで、釜山創業ポータルを通じてオンライン申請が可能だ。申請を希望するスタートアップは、参加申請書及び企業情報を含む必須提出書類を備えて受付しなければならない。
釜山昌慶キム・ジンソクPMは「釜山を代表する企業が高いコラボレーション意志を持ってパートナー社として参加する」とし「高い成果が期待されるだけに、多くのスタートアップの参加を望む」と明らかにした。
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