
初期スタートアップ専門投資会社ダベンチャーズは、グローバル投資拡大と内部審査体系の高度化のために締め付けた最高投資責任者(CIO)を新規選任したと18日明らかにした。
ダベンチャーズは今回の挨拶を通じてグローバル創業生態系との連結を強化し、先制的投資戦略の樹立及び実行基盤を拡張する計画だ。
チョ・ヨジュンCIOはソウル大学経営学科を卒業し、コロンビア大学MBAを修了した後、クアルコンベンチャーズとKBインベストメントで初期および成長段階スタートアップへの投資を担当した。以後、グーグルコリアではグーグルプレイパートナーシップの主要な実務を引き受け、様々な企業とのコラボレーションを導き、ファストベンチャーズではパートナーとして活動し、国内外の創業生態系と緊密にコミュニケーションしてきた。
ジョーCIOは、ダベンチャーズにおける創設者中心の審査体系を高度化し、審査役組織の運営と先制投資の発掘と執行を総括する。また、グローバル市場進出を準備中のポートフォリオ企業に戦略諮問および成長のためのフォローアップ計画を支援する予定だ。
ダベンチャーズは中小ベンチャー企業部から2021年ベンチャーキャピタル(VC)登録を完了し、アクセラレータ(AC)とVC資格を同時に備えた国内第3機関として記録された。初期発掘から成長段階まで連続的な投資構造を運営し、創業者密着支援を通じた戦略設計後、VC投資につながるモデルを構築してきた。
グローバル投資活動も活発に展開中だ。東南アジアを主要成長拠点に設定し、ベトナムのプルームAIを含む現地スタートアップに先制的に投資した。コンテンツ、製造、AIなど多様な分野のポートフォリオを拡大している。北米地域では20以上のポートフォリオを確保し、B2C消費財分野に集中しており、米国内域外ファンドの組成も進行中だ。
一方、ダベンチャーズはUCバークレー、イリノイ大学など米国主要大学と国内大学と連携して初期ディープテックスタートアップを発掘するスカウトプログラムも運営中だ。
代表ポートフォリオとしては、ヘイディラー、ジバイク、フルーツファミリー、フナシア、モチーフドライブ、トリリオンラプスなどがある。
キム・チュル・ダベンチャーズ代表は「ダベンチャーズは見た目拡張より実行力強化に集中してきた」とし「今回のCIO選任は蓄積された投資実行力を高度化し、グローバル戦略を加速するきっかけになるだろう」と明らかにした。
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