
釜山連合技術持株(代表パク・フンギ)が投資したスタートアップ2社が中小ベンチャー企業部の「民間投資主導型技術創業支援事業(TIPS)」一般トラックに最終選定された。
「TIPS」は、中小ベンチャー企業部が有望技術基盤のスタートアップを発掘し、グローバル市場を先導できるように民間投資機関と協力して支援する創業支援プログラムだ。今回の選定で両企業は研究開発資金5億ウォンを含め、最大7億ウォンの事業化資金とともに、海外マーケティング、メンタリング、グローバルネットワーク拡張など多様な支援を受けることになる。
選ばれた(株)エレックスラップ(代表最新式)はきれいな子ども線虫基盤のAI新薬開発プラットフォームを開発中のバイオスタートアップで、当該プラットフォームは新薬候補物質の体内効能と安全性を迅速かつ精密に評価でき、新薬開発期間を3~4年短縮し、コストは最大50%。エレックスラボはこのプラットフォームを通じてパーキンソン病に効果的なマイクロバイオーム治療薬を発掘し、その疾患に対する治療薬がない現在の状況で新しい治療基準として期待を集めている。
また(株)HEMC(代表移動員)はシリコン-グラフェン複合負極材を開発中の二次電池素材専門のスタートアップだ。 HEMCは廃炭素資源を活用した高純度人造黒鉛製造技術と高容量シリコンベースの陰極材技術で強みを保有しており、これによりエネルギー密度と充放電効率を同時に向上させることができる。特に大企業中心に形成された陰極材市場では、差別化されたプロセス技術力と素材競争力をもとに急速に成長している。
パク・フンギ釜山連合技術持株代表は「今回のTIPS選定を契機に両企業が持つ技術潜在力が市場で本格的に検証されて拡張されることを期待する」とし、「今後も有望なスタートアップがグローバル市場に挑戦できるように戦略的投資とカスタマイズされた支援を惜しまない」と明らかにした。
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