
技術保証基金(以下「基報」)は昨年12月に公告した「ソウル型BIRDプログラム」の対象企業として最終25社を選定し、1段階(Pre-R&D)支援を行うと31日(月)明らかにした。
「ソウル型BIRDプログラム」は、ソウル地域中小ベンチャー企業のR&D全周期を支援し、革新成長生態系を強化するために棋保とソウル市が協力して地域特化R&D事業だ。棋保が運営中の「BIRDプログラム」をソウル市に拡大したことで、中小企業のR&D成果が迅速に事業化につながるように段階的R&D資金がマッチング支援される。
ギボとソウル市は3段階に分けて合計410億ウォン規模で段階別R&Dを連携支援する。両機関は▲1段階(Pre-R&D) R&D企画資金を寄報で2億ウォン保証支援 ▲2段階(R&D) ソウル型R&D遂行資金をソウル市で最大4億ウォン支援 ▲3段階(Post-R&D)は計画だ。
今回の1段階選定企業は、技術成熟度(TRL)6~8段階水準の技術商用化を推進中のソウル地域企業を対象に1次書面評価、2次専門審議委員会、3次技術評価及び保証審査を経て確定した。今年初めて導入されたこのプログラムには、計147社が申請し、約6対1の競争率で高い関心を示した。
選定企業の一つである韓国ディープラーニング(代表取締役キム・ジヒョン)は、3Dオブジェクト生成型AIモデルTT3(Text to 3D)研究開発及び実用化を進めている企業で、ディープラーニング基盤のAI OCR(光学文字認識)技術力を認められた。また、イノネット(株)取締役ユ・ホサンは、低軌道衛星及び無線自己通信網基盤のスマート公共安全システムの商用化を目指しており、TVWS(TV White Space)を活用した超高速無線インターネット分野の革新技術として注目された。
1段階選定企業には▲開発企画資金保証支援(2億ウォン) ▲保証比率上向(85%→100%) ▲優遇保証料率適用(1%以内) ▲希望企業対象投資優先審査推薦などの恩恵が提供される。
イ・ジェピル起報理事は「ソウル型BIRDプログラムは最大の自治体であるソウル市と棋保が意志を集め、R&D段階別資金を連携支援することで、中小企業の技術革新成果が成功した事業化につながる成果創出型R&D事業」とし、「今後も寄報する様々な自治体との協議、数R&D遂行企業の成功的な事業化のために最善を尽くする」と明らかにした。
一方、2段階(R&D)支援対象企業は、1段階選定企業のうちソウル市の選定評価を経て7月に選定される。 3段階(Post-R&D)は2段階完了後、ソウル市の最終評価で優秀判定を受けた企業を対象に進行され、今後別途スケジュールが通知される予定だ。
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