
ネイバーD2SFが生成型AIベースでゲーム制作ソリューションを開発中のスタートアップ「アンカーノード(代表ウォンジェホ)」に新規投資した。アンカーノードは20年以上ゲーム業界を経験したベテランメンバーで構成されたチームで、プロデュース、開発、アートワークなどゲーム制作全般にわたって豊富な経験とノウハウを保有している。
アンカーノードのゲーム制作AIソリューション「ゲームエイアイファイ」(GameAIfy)は、キャラクターコンセプトさえあればイメージ、モーション、背景などゲームのアートワークをAIが自動生成することで、ゲーム制作過程を効率化する。ゲームアートワーク生成に最適化したAIモデルをもとに、アートワークの編集・共有、履歴管理などゲーム制作やコラボレーションに必要な機能を加えた製品だ。
すでにアンカーノードはIPホルダーと協力して4種の独自ゲームを製作・発売し、125万ダウンロードの成果を収め、製品価値や競争力を検証した。製作効率性の場合、既存対比ゲーム製作期間を3年から1年以下に短縮し、製作コストは約95%を削減した。また、同じ設計構造でアートワークのみを変更する方法で、わずか2週間で新しいゲームタイトルを立ち上げ、利用者の呼応を得ることもした。
このような成果をもとに、アンカーノードのゲームエイアイファイは25年2月からCBT(Closed Beta Test)を進行中であり、国内外の有名ゲーム開発会社やパブリッシャーたちとも具体的な協力方案を議論している。来る3月17日にはサンフランシスコで開かれるGDC(ゲーム開発者カンファレンス)に参加してグローバル市場攻略に乗り出す計画だ。
ヤン・ファンファン・ネイバーD2SFセンター長は「ゲーム制作過程でアートワークはコストと時間がかかる作業だが、AIがゲーム制作ワークフローに溶け込めなかった」とし、「アンカーノードはゲーム産業に対する深い理解を備えたチームで、AIを最適化してゲーム制作現場を早く掘り下げて成果を上げた」また「ゲームだけでなく、バーチャルコンテンツ制作ツールへの拡張性も期待する」と投資趣旨を明らかにした。
一方、NAVER D2SFは25年に入って4件の新規投資を相次いで公開し、スタートアップの発掘や投資に速度を出している。現在のホームページを通じて新規投資チームを公開募集中であり、4月には大学生創業チームカスタマイズ成長プログラム「キャンパス技術創業公募展」も書類受付を開始する計画だ。
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