
半導体後工程専門企業ハナミクロンは7月3日、ソウル汝矣島(ヨイド)韓国取引所で開かれた「コスダックコネクト2025」の行事に参加して中長期企業価値向上戦略を発表したと4日明らかにした。
「コスダックコネクト2025」は韓国IR協議会とコスダック協会が共同主催する統合IRイベントで、7月1日から3日まで行われた。今回の行事には、コスダック上場会社約100ヶ所と機関投資家、ベンチャーキャピタルなど証券業界関係者が参加した。
ハナミクロンは今年5月に公示した中長期計画を土台に人的分割及び持株会社体制に転換し、経営透明性と責任経営を強化し、事業別の専門能力を集中すると説明した。
存続法人はハナマテリアルズとブラジル法人を中心に半導体素材やブランド事業を拡大し、グローバルメモリ市場を攻略し、企業価値を高める計画だ。子会社ハナマテリアルズは、生産能力(CAPA)の拡大と新製品の開発を通じて、半導体素材・部品・装備競争力を持続強化する。
新設法人はOSAT(委託半導体後工程)事業に集中し、先端パッケージング技術を高度化し、SKハイニックスおよび新規グローバル顧客物量確保に注力し、グローバルTop 5 OSAT企業進入を目指す。
また、ハナミクロンは株主親和政策の一環として配当性向を上方調整し、責任ある支配構造確立のために今後3年間の最大株主を配当対象から除外する差分配当政策を施行する計画だ。これと共にハナマテリアルズが保有する自社株焼却計画も発表した。
ハナミクロン関係者は「今回のイベントで投資家たちと直接コミュニケーションをとり、企業ビジョンと中長期戦略を共有することになって重要だ」とし「株主意見を積極的に反映して責任経営を実践し、持続可能な成長を遂げる」と明らかにした。
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