
モビリティソリューション専門企業ドリームエースがラズベリーパイ財団(Raspberry Pi Foundation)の公式認証プログラム「Powered by Raspberry Pi」に登録され、自動車開発分野の公式パートナーとして認められたと明らかにした。
今回の認証を通じて、ドリームエースは単純な技術認証を超え、ラズベリーファイ財団との相互協力をもとにグローバルモビリティ市場で共同成長を図ることができるパートナーシップを備えることになった。
「Powered by Raspberry Pi」は、ラズベリーファイベースの製品のうち技術力と革新性を認められた製品を対象に付与される公式認証プログラムだ。今回の承認により、ドリームエースは自社車用ソフトウェア検証およびシミュレーションソリューションであるDRIM-SIMが、ラズベリーパイをコアコンポーネントとして活用した製品であることを認定された。
自動車産業の急速な技術進化により、車載ソフトウェアの複雑さと重要性が急増するにつれて、開発の初期段階から洗練された検証システムが不可欠です。これにより、実際の車両なしで仮想環境でテストと検証が可能なシミュレーションベースのソリューションが脚光を浴びている。
DRIM-SIMはソフトウェア定義車両(Software-Defined Vehicle, SDV)時代に対応する車両用電子制御ユニット(ECU)ソフトウェアの検証およびシミュレーションプラットフォームで、実車なしでも車両環境を仮想的に実装してECU動作を精密に検証する機能を提供する。このシステムには、ラズベリファイベースのDRIM-PiおよびDRIM-PiVioモジュールがコア部品として適用され、様々な車両用通信プロトコル(CAN-FD、UART、GPIOなど)をサポートしながらも低コスト・高柔軟性のプロトタイピングが可能だ。
ドリームエースはラズベリーファイプラットフォームの高いスケーラビリティと産業用活用可能性に注目し、DRIM-SIMの初期設計段階から当該ボードを積極的に導入してきた。今回の公式登録を通じてドリームエースは自社技術力がグローバルハードウェアエコシステムで認められたことを立証することになり、今後ラズベリーファイ財団との継続的なコラボレーションを通じてグローバル市場攻略にさらにスピードを出す計画だ。
ドリームエースイ・セヨンCCO(最高クリエイティブ責任)は「今回のラズベリーファイ財団との製品認証とパートナーシップを通じてDRIM-SIMソリューションの技術的信頼性とグローバル市場適合性をもう一度検証されるようになった」とし、「今後も顧客が必要とする経済的かつ強力な検証環境を提供するために継続的な技術高度化」。
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