
釜山創造経済革新センター(以下、釜山昌慶)の直接投資企業である(株)エム・ユートロンは4月、釜山昌慶から2億ウォンのシード投資を誘致したのに続き、8月までに合計11億ウォン規模の投資誘致を終えたと明らかにした。
今回のシード投資ラウンドは、後続投資連携のためのプログラムであるB.Startup PIE、MUST IR参加、中小ベンチャー企業部創業成長技術開発(ディンドルール)課題の選定などを通じて行われ、関連資金確保に成功した。
また(株)エムユートロンは技術創業支援プログラムであるPre-TIPSに最終選定され、約1億ウォンの事業化資金を確保した。
(株)エムユートロンは原子力発電所のメンテナンス専門企業で、装備及び工程開発、作業者教育などを通じて次世代原発メンテナンスシステムを供給している。特に、原子炉内部の状態を測定する装置の通路であるBMIノズル整備および関連ソフトウェアを自社開発し、2023年の環4号機、2024年のハンライト1号機のBMIノズルの交換を完了した。
同社は、このようなメンテナンス経験と実績に基づいて、関連工程の自動化装置および技術高度化のための研究開発を積極的に推進中であり、今回のシード投資とプリチップス資金を活用して老後BMIノズル交換専用自動化装置開発を終える計画だ。以後、大型原戦士と協力して技術テスト及び安定性検証を進め、SMR(小型モジュール原発)分野への事業拡大を模索する方針だ。
釜山昌慶キム・ヨンウ代表は「未来を先導できる技術基盤企業を発掘して成長させることは地域経済活性化にとって重要な課題」とし「㈱エムユートロンの持続的な成長とともに原発メンテナンス産業の競争力向上を期待する」と話した。
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